ゴロ-の健康と糖質制限と栄養学の話

健康と糖質制限と栄養学について色々な話題を紹介します

身体からのメッセージを受け取る

どうもこんにちは、ゴローです。

 

ここ最近で一番おいしかった食べ物はビワです。

母が職場から持って帰ってきたものですが、お店で栽培されたものではなく、庭先で取ったものです。

そんなに甘くないのですが、昔、小学生のころに公園で取って食べたビワと同じ味がしました。

懐かしさが隠し味として効いたのかもしれませんね。

 

さて、今日の話題は私の体験を基にお話ししたいと思います。

 この私が睡眠障害!?

 今日は保険の担当者からヒアリングを受けました。

過去の病歴を結構事細かに聞き出されるのですが、実は3年ほど前にメンタルヘルス科へ半年ほど通院していた時期があったことを思い出しました。

 

当時、精神的にショックな出来事があって、そのために睡眠障害に陥ってしまったのです。

 

何となく寝付けないという意識はあったのですが、気付いたら朝で、そのまま会社へ行っていることもままありました。

市販の睡眠薬を飲んでもあまり効果が無く、食事の味があまりしないという症状も現れ始めていたので、これはまずい!と、すぐにメンタルヘルス科を受診しました。

 

受診をして、処方されたのはルネスタという睡眠剤。中程度の用量の処方でした。

これを飲んで無理やり眠りに入るような形でしたが、翌日は意識がぼやけるような感覚と、食事が苦く感じることもあり、なかなかに辛いものがありました。

 

翌日に眠気が相当残るということを医師と相談し、用量を3分の1に減らしてもらいました。このころにはその出来事が小康状態になっていたこともあり、用量を減らしてもすぐに寝つけるようになりました。

 

2週に1回ほど通院していたのが、月1になり、最後の1回は受診予約があることをすっかり忘れて遊びに出かけていました(笑)。半年の通院で無事、治療終了となりました。

 

身体と向き合う

メンタルヘルスと言えば、うつ病を想像される方もいるかと思います。

「メンタル」と名前は付いていますが、うつ病は実際には脳の病気です。セロトニン受容体の数とセロトニンの分泌量、またはその両方が関係して発症するのがうつ病です。

 

心の病という考えは半分不正解、もちろん、気持ちの持ちようがいいに越したことはありませんが、神経細胞間のシナプスに何らかの異常があり、薬によって脳の神経伝達を正常化させることで、元の状態に近づける必要があります。

 

睡眠障害の主な原因は自律神経系の交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいっていないことです。

 

交感神経は覚醒時に活発になる神経で、心拍数や呼吸数の増加、骨格筋の緊張など動的制御を担う神経です。副交感神経はその逆で、休眠時に活発になる神経で、心拍数や呼吸数の現象、骨格筋の弛緩など静的制御を担う神経です。

 

この切り替えは中枢神経である脳で行われているのですが、これもとにかく交感神経を薬で休めて、体を休息モードに半ば強引に切り替えることで、切り替えのリズムを取り戻してやる必要があります。

 

私の場合は、うつ症状が出る前に受診し、比較的短期間で正常な状態に戻ることができたのは、父と妹がうつ病で通院していたこともあり、メンタルヘルス科を受診することに全く抵抗がなかったのが良かったと思います。家族からすぐに受診した方がいいと勧めてくれたのも大きかったですね。

 

身体が不眠、味覚障害と言った形で異常を伝えてくれていることに、素直に向き合い、即座に手を打てて本当に良かったと思います。

 

身体を意識的に見つめる

日々の生活でのちょっとした変化や異常は身体からのサインです。

 

いつも何となく不調であるだとか、ちょっと疲れているだけ、という状況(あるいは感覚とも言えるかも知れません)に慣れてしまい、そのサインを見逃すと、いつのまにかどえらいことになります。

 

あるいは自身で気付かないことを、周囲の人が指摘してくれるかもしれません。そんな時も、「そんなことないわ、大丈夫大丈夫」と受け流すよりも、「あ、もしかしたら、そうなのかもしれないな」と改めて自分を見つめてみてはいかがでしょうか。

 

このブログで何度もお伝えしていますが、意識的になるのが本当に大切だと思います。

身体からのメッセージに耳を傾け、より健康に楽しく人生を生きましょう。

 

ゴロー

 

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