ゴロ-の健康と糖質制限と栄養学の話

健康と糖質制限と栄養学について色々な話題を紹介します

バイアスについて

どうもこんにちは、ゴローです。

 

ついにヘッダ画像とプロフィール画像が完成しました。

少しは見栄えが良くなったでしょうか。

心機一転、また頑張りたいと思います。

 

さて、今日の話題は健康から一見、かけ離れているように思えるかもしれませんが、バイアス(偏り)についてです。

 

 伝え方、捉え方はその人次第


news.yahoo.co.jp

 

こちらの記事はYahooのトップニュースからリンクを張りつけました。

「この記事に張り付けられた見出し」を見て、みなさんはどういうことを考えたでしょうか?

 

「これだけの人が反対するのだから、共謀罪法案はよくないことだ」と感じた人もいるでしょう。

また「テロなどの国際犯罪から国民を守るため、必要な法案だ」と考える人もいるでしょう。

あるいは「自分には関係なさそうだから、どうでもいいや」と思う人もいるかもしれません。

 

今から共謀罪について、是非のお話をするわけではありませんが、同じ記事を見ても、人によって感じ方、捉え方は違うものです。例として、今、話題のことを取り上げましたが、全ての事柄について同様のことが起きています。

 

もう一つ、面白いお話があるので、ご紹介します。

 

DHMOとは、

  • 水酸と呼ばれ、酸性雨の主成分である。
  • 温室効果を引き起こす。
  • 重篤なやけどの原因となりうる。
  • 地形の侵食を引き起こす。
  • 多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる。
  • 電気事故の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。
  • 末期がん患者の悪性腫瘍から検出される。

その危険性に反して、DHMOは頻繁に用いられている。

  • 工業用の溶媒、冷媒として用いられる。
  • 原子力発電所で用いられる。
  • 発泡スチロールの製造に用いられる。
  • 防火剤として用いられる。
  • 各種の残酷な動物実験に用いられる。
  • 防虫剤の散布に用いられる。洗浄した後も産物はDHMOによる汚染状態のままである。
  • 各種のジャンクフードや、その他の食品に添加されている。

 

さて、あなたはDHMOを危険な物質であるとして、規制すべきだと思いますか?

DHMO - Wikipedia より引用

(詳細については、上記リンクをぜひご覧ください。)

 

批判的になる

私は科学者として、物事を常に批判的に捉えるようにしています。ここでいう批判的とは否定する、あるいは非難すると言ったことではなく、疑いの目を持って評価することです。例として挙げた先の二つのお話しは、伝える側の意図と捉える側の気構えによって、その内容、評価はいかようにも変わるということの一例です。

 

ある物事の一面だけを捉えて、あたかもそれがすべてだと勘違いしてしまう、あるいは、直感的に感じたことだけで物事を判断してしまう傾向がどんな人にもあるのです。

 

人は無意識のうちにバイアス(=偏り)の目を持って物事を捉えがち、ゆえに、常にいろんな視点から物事を視るようにし、正当なとまでは言わないまでも、妥当な評価をしないと、思わぬ落とし穴に陥ることもあるのです。

 

例えば、健康に“良さそう”→○○健康法をはじめる→体調を崩す→○○健康法は身体に悪い

と評価を下してしまうのも、少しおかしいことです。

 

まず始める前に、どういった目的でやるのか、また、その健康法が人体に対してどのような影響を及ぼすと考えられるのかを十分に検討し、実践する際には、きっちりとやり方を守って正しく活用するべきです。

もちろん、正しいやり方でも、体調を崩すことはあるかと思います。それはその人の体質をはじめとした様々な要因が重なって起こった結果であり、その健康法そのものが悪いかどうかは、また別のことなのです。

 

複雑な要因が絡み合った事象をすべて正しい、正しくないの二元論で片付けるのは、少々無理のあることではないでしょうか。大切なのは起こった事実に対して、適切な対応をして、よりよい方向へ持っていく創意工夫であり、健康に関しても、同じことが言えると思います。万能の健康法など存在しないのです。

 

私が日々、ご提供している話題も(もちろん、裏付けはきっちりとした話題を提供していますが)そういった批判的な目を持って見て頂けるとありがたいと思っています。

 

ゴロー

 

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