ゴロ-の健康と糖質制限と栄養学の話

健康と糖質制限と栄養学について色々な話題を紹介します

糖質制限実施で重要なこと(3)

どうもこんにちは、ゴローです。

 

昨日に引き続き、今日も強烈に暑かったですね・・・。

結婚して実家を出た弟が帰ってきていて、お昼ご飯をおごってくれるとのことでしたので、高級回転ずしに行ってきました。

もちろん、糖質であるご飯をたっぷり取りました。

 

え?スーパー糖質制限ですか?

実践4.5ヶ月ですが、ちょっと中止します。

前回のカロリーの話はまたの機会に・・・。 

これまでの記事から180度内容が変わるようですが、今回はそういうお話です。

 

 

 

糖質制限が原因・・・?

理由は二つ、筋力低下と免疫力低下の可能性が出てきました。

 

筋力低下について、以前できていた腕立て伏せの回数ができなくなっていました。また、大腿四頭筋大臀筋に力が入りにくいような感覚があります。

 

免疫力低下については、ヘルペスウイルス性の発疹がここ2週間で2回出てきています。

ヘルペスウイルスは日和見感染しているウイルスで、普段は免疫系が抑えてくれているので特段悪さはしませんが、何らかの原因で免疫力が低下した時に発疹と言う形で

顔を出します。風邪を引いた後や疲れているときに出やすいと言われていますね。

 

 

 

原因と仮説

私の場合、糖質制限によって目に見える変化は体重減少とアトピーを含む炎症性疾患の緩和でした。炎症性疾患緩和はとてもうれしいことでしたが、同時に筋力、免疫力が落ちたのでは何の意味もありません。

糖質制限の書籍やインターネットサイトには筋力、免疫力が低下することはないと書かれていましたが、実際に起こった現象としては逆のことが起こったわけです。

 

ここからは今回の件についての推測です。

 

体内の状態を一定に保つ機能を恒常性(ホメオスタシス)といいますが、とりわけ反応を促進する酵素の欠落は様々な代謝系がストップしてしまうので、恒常性維持のために切らすことはできません。酵素の原料はタンパク質です。

糖質制限では糖質が体内にあまりないため、体内に必要な糖類はタンパク質を原料とする糖新生でまかなっています。

体内で恒常性維持のために必要なタンパク質が不足した場合、筋肉から調達したり、綿免疫細胞に回す分を削ります。

以上のことから、糖新生促進→筋力、免疫細胞減少→ヘルペスウイルス活発化

の仮説が立ちます。

 

この仮説が正しいとして、このままスーパー糖質制限を継続した上で、筋力、免疫力も以前のままを維持するには、タンパク質摂取量をこれまで以上に増やす必要があるわけですが、通常の解糖系と比べて、糖新生にはエネルギーと物質のロスがある以上、糖質を直接取り込んだ方が免疫細胞減少を防ぐためには合理的であると判断しました。

 

 

自分で考えて判断する事が大事

将来の健康を考えて実践した糖質制限ですが、今現在の健康を害していては、ストレスフリーの生活とは程遠く、結果的に不健康になります。

 

 

gorogorogoro.hatenablog.com

 

上の記事でも書いた通り、健康を維持する上で最も重要なのは、ストレスフリーな生活を送ることです。

そのために最も大切なことは何か、自分の体の状態と真摯に向き合って、その声に耳を傾けることだと思います。

糖質制限は健康維持の手段であって、目的ではないのです。

糖質制限を否定するわけではありません、今の私の体には合わない可能性があるというだけです。

 

糖質制限は糖尿病患者の血糖値を下げたり、HbA1cの数値改善に非常に有効であることは間違いありません。炎症性疾患が緩和されたのも間違いありませんし、体脂肪の減少にも効果はあると思います。

アメリカ糖尿病学会でも、万人に合う食事療法は存在しないと言われていますし、何事もケースバイケースです。

 

今後も糖質制限について情報を発信していきます。

次回は栄養学の基礎について、お話ししたいと思います。

 

 

ゴロー

 

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